進化への道～5/21(土)を忘れるな！～

5/21(土)、くら寿司カップグループ準決勝、相手は大阪セントラル。

前年のMUFG杯代表決定戦で敗れた因縁の相手。

選手も気合十分だったが、結果は0-2で敗戦。

全日リーグもここまで3連勝と公式戦、負けなしでここまで来ていた中で、初めて敗戦。

トーナメントなので、中央大会への道は閉ざされてしまった。非常に悔しい敗戦。

試合内容も決して悲観する内容ではなく、互角もしくはそれ以上。決定機は上回る。

ただ、サッカーはゴールを決めて、ゴールを守る極めてシンプルなスポーツ。

数字に内容は反映されない。それが勝負の世界。

原因は何か？これを説明できるメンバーはいるか？

大切なことは、悔しかったことで終わらないことだ。

試合を冷静に振り返り、

「あの場面では～しておけば失点は防げた」

「その場面では、～しておけばシュートが枠に飛んだ」

「あそこで声をかけておけば、失点は防げた」等々。

得点、失点に関係なく、自分のプレー、試合に入る準備まで含めて、同じ負けを繰り返さないためにも、言葉で具体的に説明できるように振り返りをしておくこと。

よく、自分もできていないから～という理由で、人への指摘やチームメートへ求める声を出さないメンバーがいる。これは、完全なる間違い。

自分のことは、いったん、棚にあげる。チームのために、気づいたことを伝える。

そうすることで、自分がやるべきことも明確になる。そして、覚悟と責任が生まれる。

なんとなくで終わらせることは、同じ失敗を繰り返す可能性が極めて高い。

ALBAでは、責任を明確にする。責任を明確にしないと、個人の成長に繋がらないからだ。ミスをした選手は落ち込むが、大切なことは、ここからどう這い上がるか。

繰り返さないために、トレーニングの質をどう変えるか。

周囲のメンバーが厳しく求めるか。意識をどう変えるか。行動をどう変えるか。

これも切磋琢磨の一つであり、チームへの愛情である。

励ますことだけが、チームメートではない。健全なる競争がチームを底上げする。

スタッフは信じている。このチームは、必ず、これを糧に更に強くなることを。

そのためのサポートはいくらでも行う。ここでの敗戦は、何かの暗示。

幸いなことに、全日リーグでは、1部リーグを全勝で1位をキープしている。

6/19(土)の最終戦に勝てば、無条件で1位確定である。2巡目の全日リーグへ弾みがつく。

残り3週間ある。

この期間をどう過ごすかが大切だ。進化への道はもう始まっている。

5/21(土)をターニングポイントにしよう。ここでの負けがあった良かったと言えるように、残りの試合、期間を更に濃密にしよう。

最後に笑えるように。　

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